「うちはお金が無いから特別養護老人ホーム(特養)しか入居できないよ。」という誤った認識は、所得による段階的な月額費用に由来していると思います。特養は年金支給額が低い人や預貯金の蓄財額よって減免する制度があるからです。
【費用減免制度】 所得や預貯金による4段階ごとに居住費と食費が定められている制度のこと
ですから普通に企業で働いて退職し、普通に年金を受給している人達にとって有料老人ホームも特養もかかる月額費用は変わりません。むしろ僻地にある有料ホームの方が月額費用が安いケースも多々あります。
「知らなかった」という方はネットで調べてみてください。ネットで活躍している著名な評論家らも誤った認識をしている複雑な制度です。
ケアマネに至りましても有料老人ホームの入居制度を理解していない人達がかなりの数おります。こうした知識は都道府県は教えていません。国の制度とは違う民間施設に関して誰も何も教えてくれない。ですから知らなかったり分からない。
実務に長けたケアマネは公的老人ホームのみならず、民間老人ホームの分野まで把握し網羅しています。「ハズレ」のケアマネに担当されると不幸になり、「当たり」のケアマネに担当してもらうことで幸せな老後へと導かれてしまいます。
<続く>